今週の保有証券状況_20240310
今週のSBIの保有資産状況です。
3/10現在の保有証券状況です。前回に比較してトータルで+¥61,200となっています。
前回との違いは日経平均の大幅上昇に引きずられる形でフィードワンは予想通り高騰し、含み損が大幅に減少しました(もっともまだ含み損ですが……)
逆にウェルネットは含み損が倍になり、サイバーダインについてはコメントはありません。グランディはちょびっとだけ含み益が増えました。
4種類の証券は今後このまましばらく持っている予定で、ここでは各会社について少しコメントしていきます。
フィードワン(2060)
飼料、食品業界大手です。前回業績大幅アップと書きましたが、実はそれは間違いで会社予想では大幅アップでしたが、実際の営業利益(本業で出した利益)は大幅減といった。残念過ぎる結果となっています。ただ、配当が少しアップして27円(1株あたり)となっています。
証券取引の経験がない人は、なんだかしょぼいなと思われるかもしれませんが、証券取引は基本100株から取引します。従ってこの会社の年間配当は27×100で¥2700となります。私は1000株購入しているので、配当金は¥27000となります。
どうです?なんだかぼろもうけの匂いがしてきませんか?w まあ、実際のところ世の中うまい話ばかりではないわけで、この¥27000が丸々懐に入るわけじゃありません。配当には税金がかかるんです。税率は約20%となります。従って私の手に入る実際の配当金はだいたい¥21600となります。
税金たっかいなと思いましたか? でも会社からもらっている給料やボーナスは累進課税です。稼げば稼ぐほど税金を取られます。今何かと話題になっている仮想通貨もそうです。1億とか稼いでも55%とか持ってかれちゃいますからね、税金。だから一律20%の課税というのはそんなにひどく高いわけでもないんです。ではそろそろ次の企業の話に……
ウェルネット(2428)
コンビニ決済や電子マネー系の会社です。半年のスパンで見ても2年スパンで見ても残念ながらチャートは上昇傾向とは言えず、550円前後で収束しそうな感じです。にも拘らず購入した理由は、やはり今後現金決済はだんだんなくなっていくのではないかと想像しているのと、配当が16.84円から21円と大幅アップしているのが大きいですね。ここを1000株購入しているので20%引きで¥16800の配当が手元に入ります。
ただし、当然リスクはあります。会社が倒産すれば配当が入らないどころか、証券自体が紙切れになるので証券の購入代金は戻ってきません。そんなことありうるの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、過去、東京電力やJALが経営破綻し証券は紙切れになっています。あれだけ固い経営をしてそうなインフラ関係すらつぶれちゃうんです。今後何が起こるかなんて誰にも予想できません。それでも銀行に預金するよりはるかにマシだと私は判断します。
サイバーダイン(7779)
ロボットスーツHAL開発のベンチャー企業です。設立は結構古く2004年です。当時はずいぶんメディアにも取り上げられていました。今は介護者の補助や、荷役方面に活躍しそうな予感を感じさせますが、業績は最悪で毎年赤字を計上しています。チャートも半年、1年、10年いずれを見ても下降傾向で救いようがありません。
配当? そんなものはありませんよ、ここは。甘えちゃいけません。ベンチャーってのはそういうもんです。
現在私の購入時の金額の20%ほどの資産価値になっており、どうしたものか見当もつきません。この会社が今後大幅上昇する可能性は見いだせず。いずれ損切り(損を覚悟で売っちゃう)することになるでしょう。まあ、この会社がガンダムでも開発すれば話も変わって来るでしょうが……
グランディハウス(8999)
栃木の不動産関係の会社ですがよくしりません(よく知らないところを買うなよ……)。業績はやや下降気味で、チャートは半年スパンではパッとしませんが、1年、10年スパンでは上昇傾向にあります。配当は据え置きですが32円と、なかなか魅力的です。1000株購入したので、20%税引きで¥25600となります。
無論、都合のいい情報ばかりじゃありません。現在マンション等居住建築物はだぶつき気味らしく、土地価格が高いところは今後も金額が上がって来るでしょうが、地方の不動産はかなりやばい状況のようです。
また、今後の増々の高齢化時代の到来と少子化の影響は無視できないほど大きいことが予想され、不安を禁じえません。不動産は今でこそ上昇傾向ではあるものの、バブル時代の恐怖が根強いのか、いつ暴落するかわからない爆弾銘柄のような印象がいまだにあります。怖いことです。
そもそもなんでこんなリスクを負って証券取引なんかしているのかというと、別に大金儲けてウシシシ……というわけではなく、単に国が当てにならないからです。能登地震のときみたいに被災者が普通に国に見捨てられているように見受けられ、国には不信感しかありません。年金も恐らく絶望的な金額しか受領できないことが予想され、自己防衛のためにやむを得ず証券取引をしているような状況です。
本当はこんな綱渡りなんかしたくないのですけどね。銀行預金の金利がしょぼいですからやむを得ざるところです……
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